高知県下でも有数の清流仁淀川、その近くに約20万平方メートル(東京ドームの約5倍)の茶畑が広がる霧山茶園。高知のお茶は「土佐茶」と呼ばれ、苦味が少なく、香り豊かでコクがあるのが特徴。主な産地は仁淀川・四万十川流域など清流流れる山間の地域です。いい水と豊かな自然の恩恵を受けて栽培される「土佐茶」は、全国の産地と比べても高い品質を誇り、その約8割が静岡県等に出荷され、高級茶のブレンド用としても根強い人気です。特に霧山茶は、春摘み取られ低温貯蔵されていたお茶が夏場を過ぎると熟成された味に変化していくという特性があります。この霧山ならではのお茶の香りとまろやかな旨みからくる味わいの深さが人気の秘密。日本人にとって長年親しまれて来た緑茶、四季を通じてお茶を味わいながら、くつろげるゆとりの時間のお手伝いができたらと思います。